ハッピーライティングマラソン#4「あなたの文章を褒められる時、なんと言われることが多いですか?」
本田健さんのハッピーライティングマラソン。第4回目。
早々に難易度が上がって、サクッと書けなくなってきた(笑)。一週遅れでチャレンジだ。
「世界観がある」
このブログを読んでくれた人達から受け取った言葉。
最初に言われた時は、「え?そうなの?嬉しい(・・けどホント?)」って思ったけれど、同じことを複数人から別々の機会に言われると、そうなんだな、と思える。そして嬉しい。ムフフ。とっても。
このブログの文章と、それを書いている私ってのは、作っている。何か作ってるし、演じてる。作っているか創っているか・・。
すごい偽物じゃないけど、そこまで本当の自分・私じゃない。よくわからないBlue Sageというなにかが、Blue Sageの世界観を作り上げている、なにかを。
その「なにか」の勢いや流れが滞ると、このブログの更新は止まる。そんな時はBlue Sageという世界観の外にいる別の自分が、グダグダしているか、ワクワクすることを突き詰めて所突猛進しまくっている。そしてふと、またここに戻ってきて書きたくなる。
このブログのコンセプトを、おもむくまま書き綴る雑記ブログにしておいて大正解だ。ヨカッタ・・・。
何と褒められたかは覚えていないけれど、文章を書いてほめられた最初の記憶があるのは小学1年生の時。
市の作文コンクールで入選して小学校の全校朝会で表彰された。
体育館で並んでいた時のこと。当時の担任の先生が声をひそめて、「今日は校長先生から賞状をもらうから、名前を呼ばれたら大きな返事をしてステージに上がるように」的なことをささやいた。
すごくドキドキして親指を中に入れてギューッと握っていた。呼ばれて壇上に上がり、全校生徒が見えたときのドックンドックンする心臓。
40年弱経っていてもあの感覚は身体が覚えてる。その年の入賞者の作品が製本されたものが家にあるから、表彰された出来事は幻想ではなさそう。
作文タイトルは「おとうさんのまね」
机に置いてあった父のめがねを見つけた「わたし」が、めがねをこっそりかけてみた時の感覚を書いていたよう。
なかなかいい感じだ。でもよく思うことがある。
あれ、本当に私書いたのかな?誰か手直ししたのかな?
多分大元は私が書いたんだろうけど、手直しは、入っているだろうな。
中学か高校の時、まったく同じ作文コンクールで同じく入選した。
その時のことは覚えている。国語の専科の先生から、赤ペンで書かれた原稿を渡され校正して提出した。何のためか理解していたかは記憶にはないけれど、結果としてそれが入選した。
何を書いたかも覚えていないし、もらった製本を見返した記憶があまりない。
私の中では小1の「おとうさんのまね」が圧勝でぴか一。
私は父が大好きだ。とても尊敬している。
だからかもしれない。
7、8歳のころのわたしは、それを確実に知っていたし、それを文章に書き残した。
そして、そのまま結果になった。
手直しをしていようがしまいがそんなの関係ない。ただ本当に自分が書いたのか知りたかったのかな。
書いたんだよ。自分で。きっと。
***
このハッピーライティングマラソンのお題に沿った答えにはならなかったけれど、お題をきっかけに思い出した、心ゆさぶられる記憶。
まさにハッピーなライティングマラソン。
<思ったこと>
誰かの文章を褒めるってそんなにしてない。
的確でわかりやすいです
よってめちゃくちゃ助かりました。
的な反応くらい。これからは他の人の文章に目を向けて、どんどんプラスのフィードバックしてみようと思った。
その人の文章が創り出す世界観をのぞきにいこう。
#ハッピーライティングマラソン
#本田健